韓国と北韓は、離散家族再会行事について話し合うための赤十字会談を今月22日に金剛山（クムガンサン）で、軍事的緊張の緩和について話し合うための軍事当局者会談を14日に南北軍事境界線がある板門店（パンムンジョム）の北韓側施設「統一閣」でそれぞれ開くことで合意しました。
これは、韓国と北韓が１日、板門店の韓国側施設「平和の家」で開かれた高位級会談で、4月27日の南北首脳会談で合意した「板門店宣言」の履行に向けた具体策を話し合った結果、合意したものです。
このほかにも、南北は、アジア大会の共同参加について議論するためのスポーツ当局者会談を18日に板門店の「平和の家」で開くことにしました。
さらに、南北の共同連絡事務所は、近く南北が共同運営していた開城（ケソン）工業団地内に設置することにしており、南北共同行事については、文書を交換する形で引き続き協議することになりました。
一連の会談の日程が決まったことで、「板門店宣言」の履行にも弾みがつく見通しです。

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