大統領府青瓦台は2日、アメリカのトランプ大統領が予定どおり6月12日にシンガポールで米朝首脳会談を行うと明言し、終戦宣言についても議論すると述べたことについて歓迎する姿勢を示しました。
青瓦台の高官は2日、メディアに対して、「トランプ大統領が12日の米朝首脳会談の開催を公式発表し、終戦宣言について触れたことは大きな意味がある」として、韓半島に新たな平和の時代が拓かれることを期待すると語りました。
アメリカと北韓は、複数のルートで事前協議を進めており、ポンペイオ国務長官は1日、ニューヨークでの金英哲（キム・ヨンチョル）朝鮮労働党副委員長との会談後に行った記者会見で、「米朝の駆け引きで大きな進展があった」と述べたのに続き、トランプ大統領も終戦宣言の可能性に言及したことから、韓国、北韓、アメリカの3か国による終戦宣言が出されるばあいは、文在寅（ムン・ジェイン）大統領がシンガポール入りする可能性が高まっています。

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