米朝首脳会談 4回目の実務者会談

北韓とアメリカは、3日午後2時から午後5時半まで、南北の軍事境界線にある施設の板門店(パンムンジョム)で、北韓とアメリカの首脳会談で話し合われる議題について4回目の実務者会談を行いました。
ソン・キムフィリピン駐在アメリカ大使率いるアメリカの交渉団は、3日午後、ソウル市内のホテルを出発し、陸路で板門店に向かい、板門店の北韓側地域にある統一閣で北韓の交渉団と会談しました。
北韓とアメリカの首脳会談の議題について話し合う実務者会談は、5月27日と30日、6月2日に続いて今回が4回目です。
今回の会談では、韓国戦争の休戦協定を終結させるための「終戦宣言」の時期や、非核化のレベルや北韓の政治体制の維持などについて話し合われたものとみられます。
一方、アメリカ交渉団のソン・キム代表は、6月1日、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官との会談で「まだ首脳会談のための多くの調整が必要だ」と述べており、北韓との実務者会談が今後も行われる可能性を示唆しています。
[Photo : YONHAP News]