韓日米国防長官 「米朝会談で韓半島の平和を」

韓国と日本、アメリカの国防長官は、3日、北韓とアメリカの首脳会談が韓半島の安全保障や人道問題などの解決に貢献することを希望するという認識で意見が一致しました。
韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官は、6月1日から3日までの間、シンガポールで開かれた太平洋地域の国防幹部らが集まって地域の課題を話し合う「アジア安全保障会議」に出席しました。
今回の会議にはアメリカのマティス国防長官や日本の小野寺防衛相も出席していたことから、3国の国防長官による会談が3日、行われました。
この席で3国は、米朝首脳会談が韓半島の平和や安全保障、人道問題の解決に向けたきっかけとなることを希望するとともに、米朝首脳会談の成功のために3国間の協力関係を強めていくことで一致しました。
また、2回に渡って行われた南北首脳会談や会談後に発表された板門店(パンムンジョム)宣言を歓迎し、一連の前向きな変化が米朝首脳会談によい影響を与えていると評価しました。
なかでも、完全かつ検証可能な韓半島の非核化に向けて努力していくための協力関係を維持することで意見が一致しました。
[Photo : YONHAP News]