米国防長官 在韓米軍縮小を重ねて否定

アメリカのマティス国防長官は、韓国駐留アメリカ軍の規模縮小について、「アメリカ軍はどこにも行かない」と述べ、改めて強く否定しました。
マティス長官は3日までシンガポールで開かれた「アジア安全保障会議」から帰国する機内で記者団に対し、韓国駐留アメリカ軍の規模縮小について、「もう一度言おう。それは議論の対象ですらない」としたうえで、「在韓米軍はどこにも行かない」と述べました。
マティス長官はまた、「在韓米軍は安全保障上の理由により駐留している。5年後、10年後に変化が生じた場合、縮小を検討する可能性はあるかもしれないが、それは韓国とアメリカの間で議論することだ」と強調しました。
アジア安全保障会議の期間中も、南北関係が進展した場合に在韓米軍撤退の可能性があるかとの記者からの問いに、「北韓とは全く関係のない別個の問題だ。北韓との首脳会談で在韓米軍は交渉対象でない」と強調しました。
[Photo : KBS News]