アメリカのトランプ大統領は現地時間の7日、 「今月12日にシンガポールで開かれる米朝首脳会談がうまくいけば、韓国戦争を終結させる合意に署名する可能性がある」と述べました。
トランプ大統領が７日、日米首脳会談後の記者会見で述べたもので、「終戦に関する合意への署名は最初のステップで、その後も難しい部分が残る」と述べ、北韓との協議を続ける考えを示唆しました。
トランプ大統領が終戦に関する合意への署名の可能性に言及したのは初めてです。
そのうえで、米朝関係について、「非核化などを含めすべてが片付いた時点で国交正常化することを望んでいる」と述べました。
北韓の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長をアメリカに招くのかとの質問に対しては、「そうだ。まずはホワイトハウスに招くことになるのではないか」と述べました。
ただ、会談がうまくいかなかった場合は、「席を立つ準備ができている」とも述べ、北韓の対応次第で協議を打ち切る考えを示しました。
一方、ポンペイオ国務長官も7日、ホワイトハウスで記者会見し、非核化をめぐる米朝の意見調整で進展が見られると述べました。

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