アメリカのポンペイオ国務長官は、12日の米朝首脳会談で北韓が完全な非核化措置を取ることを表明すれば、米朝の国交正常化に向けた議論を早期に始めることができるとの考えを示しました。
ポンペイオ国務長官は現地時間の7日、ホワイトハウスで韓国のYTNとのインタビューに応じ、北韓の金正恩（キム･ジョンウン）国務委員長に対し、未申告の核施設を含む完全かつ不可逆的な非核化に向けた具体的な措置をとる決断を下すよう促し、アメリカはその見返りとして、北韓の体制を必ず保証すると表明しました。
ポンペイオ長官は、そのうえで、「米朝の連絡事務所の設置を含め、米朝関係の正常化に向けた議論は非常に早く始まるだろう」と述べました。
ポンペイオ長官は、12日の米朝首脳会談で南北とアメリカの3か国による終戦宣言が行われるかという質問に対し、「今回の会談は米朝間の協議だ。最終的な体制保証のためには周辺国の役割が必要だ」と答えました。

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