米朝首脳会談を翌日に控えて、文在寅（ムン・ジェイン）大統領とアメリカのトランプ大統領が11日、電話会談し、米朝の実務交渉の状況を共有し、会談を成功させる方策について意見を交わしました。
大統領府青瓦台によりますと、文大統領とトランプ大統領は11日午後4時半からおよそ40分間、電話で会談したということです。
会談でトランプ大統領は、これまでの米朝の実務交渉の内容を説明し、米朝首脳会談を成功させる方策について意見を交わしました。
また、トランプ大統領は、米朝首脳会談後、ポンペイオ国務長官を韓国に派遣し、会談の結果を説明するほか、会談結果を実現するための韓米間の協力策についても議論すると述べました。
両首脳は、韓半島の終戦宣言を行う方策についても踏み込んだ意見交換を行いました。
今回、シンガポールでの南北米首脳会談や終戦宣言は実現されませんが、今後の時期や方策について話し合ったとみられます。
文大統領の就任以降、韓米首脳間の電話会談は16回目となります。

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