アメリカの格付け会社、スタンダード＆プアーズは12日、米朝首脳会談が韓国の格付けに肯定的に作用するだろうとの見方を示しました。
スタンダード＆プアーズは、米朝首脳が完全な非核化を約束する合意文書に署名したとして、最近の情勢変化は、北東アジアの国々、中でも韓国の格付けに肯定的な影響を及ぼすことになるだろうとしました。
ただ、最近の変化で短期間に地政学的なリスクが顕著に低くなる可能性は低いとして、リスクが持続的に低くなるためには非核化に向けた具体的な動きが続くなど、相当な時間がかかるだろうと指摘しました。
また、南北の統一と関連して、韓国の負担を減らすためには北韓が相当期間経済成長を続ける必要があるとしました。

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