「板門店宣言」の履行へ 2週間で4回の南北会談を開催

4月27日の南北首脳会談で発表された「板門店(パンムンジョム)宣言」に盛り込まれた南北間の合意事項を履行するための複数の会議が、近く開催される予定です。
韓国政府によりますと、18日、南北の軍事境界線にある板門店の韓国側施設である「平和の家」で南北体育会談がはじまりました。
会談では、8月にインドネシアで開かれる予定のアジア競技大会での南北共同参加や、韓国と北韓でバスケットボール大会を開くことなどについて話し合われる予定です。
また、19日と20日の両日間は、現在操業を中断している開城(ケソン)工業団地に南北共同連絡事務所を設置することに向けて、韓国側関係者17人が北韓を訪問する予定です。
さらに、22日には、北韓の観光地金剛山(クムガンサン)で南北赤十字会談が開かれ、韓国と北韓で離れ離れになっている離散家族の再会日程や実施方法などについて話し合われる予定です。
また、北韓に抑留されている韓国国民6人や、2016年集団で脱北した北韓レストランの従業員などについても話し合われるものとみられます。
[Photo : KBS News]