南北軍事会談 沿岸砲撤収を要求
南北の将官級による軍事会談が14日、板門店の北韓側施設「統一閣」で開かれ、北韓の沿岸砲の撤収などについて協議しました。
韓国と北韓は、4月27日に発表した板門店宣言で、「軍事的な緊張状態の緩和」などで合意していて、将官級軍事会談はこうした合意を実行するために開催されたものです。
韓国政府関係者によりますと、会談では軍当局間の通信線の復旧や北韓の沿岸砲の撤収などについて協議したということです。
この関係者は、北韓の沿岸砲の撤収は韓国西の海、西海の海上の軍事境界線、北方限界線付近での緊張緩和に欠かせないとして、今後とも協議を続けていくとの考えを示しました。
韓国側は沿岸砲の後方撤収などを求めていくことにしていますが、北韓側も相応する措置を求めてくるものとみられ、合意に至るまでには時間がかかりそうです。
北韓の沿岸砲の射程は十数キロから30キロに達し、北方限界線近くの韓国の島々のほとんどが攻撃圏内に入ります。
北韓は2010年11月に韓国側の大延坪島に向けて突然砲撃を開始、韓国軍との砲撃戦となったことがあります。
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