南北体育会談 アジア大会合同入場を協議

南北のスポーツの交流について協議する南北体育会談が18日、板門店の韓国側施設「平和の家」で開かれました。
4月の南北首脳会談で採択した板門店宣言で、8月にインドネシアのジャカルタで開催されるアジア大会に南北の選手団が合同入場することで合意したことを受けて、合意を実行するための会談です。
会談ではアジア大会の合同入場のほか、統一バスケットボール大会の開催、8~9月にかけて韓国の昌原で開催予定の世界射撃選手権大会への北韓の参加についても協議しました。
北韓の金正恩国務委員長はバスケットボールの愛好家として知られていて、先の南北首脳会談では既存のサッカー大会ではなく、バスケットボールの交流から始めようと提案していました。
韓国側の首席代表は全忠烈(チョン・チュンリョル)大韓体育会事務総長が、北韓側首席代表は元吉宇(ウォン・ギル)体育省次官が務めました。
全忠烈事務総長は会談に先立って、「平昌オリンピックを契機に南北関係改善に向けた動きが始まった。スポーツの交流が関係改善に向けた動きに役立つことを期待する」と述べました。
[Photo : YONHAP News]