北韓の人民軍総政治局長を解任された黄炳瑞（ファン・ビョンソ）氏が金正恩国務委員長の中朝国境地帯の視察に同行し、要職に復活したのではないかとみられます。
北韓の国営メディアは先月30日、金正恩国務委員長の中朝国境地帯の視察について報じましたが、黄炳瑞氏が同行したとしました。
黄炳瑞氏が金正恩国務委員長の視察に同行し、北韓の国営メディアがその名前を伝えたことから、復活説が有力視されています。
黄炳瑞氏の動静が報じられるのは昨年10月以来のことで、黄炳瑞氏は昨年、人民軍総政治局長を解任され、ことし4月の最高人民会議では国務委員会副委員長から解任されました。
北韓の国営メディアは黄炳瑞氏の呼称について、党中央委員会の幹部としていて、何らかの要職に復活したとみられます。
金正恩国務委員長が政権幹部を解任したり復活させたりしているのは、忠誠心を強化させる狙いがあるとされています。

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