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3.1運動100周年 中国の遺跡地訪問の南北共同行事推進

ニュース2018-07-05
3.1運動100周年 中国の遺跡地訪問の南北共同行事推進

日本の植民地時代に行われた「3.1独立運動」が来年で100周年を迎えるのに合わせて、南北の代表団が中国にある独立運動の遺跡地を巡る行事が進められるもようです。
韓国の政府高官が4日、明らかにしたところによりますと、南北の大規模な代表団がともに列車に乗って、中国にある独立運動の遺跡地を巡る行事を進めているということです。
今回の行事は、釜山やソウルで韓国側の代表団を乗せた列車が、平壌など北韓の都市に寄って北韓側の代表団を乗せ、中国に向かう形で行われもので、政府は、中国政府の協力を得たうえで、妥当性を最終的に検討し、北韓側に公式に提案する方針です。
この行事には、南北の鉄道を連結し、大陸へと経済圏を広げるという文大統領の構想の象徴的な意味が含まれています。
南北は先月26日、南北の鉄道の連結や鉄道の北韓側区間の近代化に合意しています。
記念事業推進委員会は、大規模な南北共同の記念式を行うほか、独立運動家、安重根(アン・ジュングン)義士の遺骨の発掘を促すための行事も行うとしています。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は今月3日、「3.1独立運動及び臨時政府樹立100周年記念事業推進委員会」の発足式に出席し、南北が共同で進められる具体的な事業を工夫するよう要請しています。

[Photo : KBS News]

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