統一部長官 平壌で労働党副委員長と会談

南北統一バスケットボール大会のため、北韓を訪れている趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官が5日、金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長と会談しました。
趙長官は5日午前、韓国側代表団の宿泊先の平壌高麗ホテルを訪れた金副委員長と会談したあと、韓国の記者に対して、「準備を徹底して、南北間の会談をより実用的で、よりスピーディーに行っていくことで一致した」と話しました。
また、アジア大会への合同入場や韓半島が描かれた国旗を掲げる問題などで南北が一丸となって対応していくことにしました。
さらに、秋の統一バスケットボール大会や北韓芸術団のソウル公演なども、順調に行えるよう準備し、日程を決めるための高位級会談の開催について意見交換しました。
金副委員長は、「北韓を訪れるポンペイオ国務長官と6日、会談する予定で、アメリカとうまく協議する」と伝えたということです。
金副委員長は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が地方への視察のためバスケットボールの試合を観戦できない可能性があるとして、金委員長からの挨拶を代表団に伝えました。
[Photo : YONHAP News]