韓国と北韓が、鉄道、道路、山林部門の経済協力のためこれまで行ってきた関連会談での合意事項の履行が、今週から本格化する模様です。
統一部の当局者が15日、明らかにしたところによりますと、南北間の南北間の鉄道分野の経済協力の合意事項を履行するための協議が進められているということです。
とりわけ、韓国のソウル地域と北韓の新義州(シンイジュ)地域を結ぶ鉄道路線の京義(キョンイ)線の連結区間についての南北共同点検を今週中に行うことが期待されているということです。
また、24日からは、京義線の北韓側路線の現状把握のため、現地で共同調査を行う予定だということです。
韓国と北韓は、先月26日に行われた鉄道部門の経済協力について話し合う会談で、京義線や韓半島東部の海岸地域を走る東海(トンヘ)線における南北間の連結区間について共同調査を行うことで合意しています。
一方、7月中旬には、南北の軍事境界線付近にある害虫を駆除するための共同作業を進めるための現地訪問が、8月初めには、南北の高速道路を結ぶための現地訪問がそれぞれ行われる予定です。

[Photo : YONHAP News]