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韓米外相 「北韓への圧力は維持されるべき」

ニュース2018-07-21
韓米外相 「北韓への圧力は維持されるべき」

韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官とアメリカのポンペイオ国務長官は、ニューヨークで現地時間の20日に国連安全保障理事会の理事国を招いて異例の共同ブリーフィングを行い、北韓が非核化に向けた具体的な措置をとるまで、圧力をかけ続けるべきだという考えを重ねて示しました。
康長官とポンペイオ長官は、共同ブリーフィングの前に会談し、北韓の完全なる非核化に向けて協力を強化することで合意しました。
両外相の会談は、今月8日に東京で行われた韓日米外相会談から12日ぶりです。
会談後には、両長官のほか、日本の別所国連大使が出席し、国連韓国代表部で安保理理事国の大使らを対象に北韓の非核化に関する共同ブリーフィングを開きました。
このブリーフィングでは、両長官が北韓との協議の現状を説明したうえで、別所大使とともに、北韓の実質的な非核化措置のためには現在の対北韓制裁が確実に維持されるべきだと主張しました。
米朝首脳会談などを受けて、中国とロシアは北韓への制裁緩和に向けた外交攻勢を活発化させていますが、韓米両国がこうした動きをけん制する一方、北韓が非核化に向けてより具体的かつ積極的な行動を取るよう圧力を強める形になりました。

[Photo : YONHAP News]

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