国防部が、板門店宣言の履行措置として、DMZ＝非武装地帯の見張り所（GP）から兵力を撤収させる案を進めていることがわかりました。
国防部は24日、国会の国防委員会に提出した資料で、板門店宣言に盛り込まれた「DMZの平和地帯化」を実現するための実質的な措置として、DMZの見張り所から兵力を撤収させる案を進めると明らかにしました。
現在、DMZの見張り所には、機関銃など重火器が配備されています。
国防部は、見張り所から兵力を試験的に撤収させたあと、歴史遺跡や生態調査などと連携して全面的に撤収させるとしています。
また、板門店宣言と米朝首脳会談での合意を同時に履行するため、DMZ内で南北米3か国による韓国戦争戦死者の遺骨発掘を進め、必要であれば、北韓で行われる米朝の遺骨発掘に韓国が参加する案も検討するとしています。

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