弾道ミサイル組立施設の解体か 米政府系放送
北韓は北西部の東倉里のミサイル基地「西海衛星発射場」でミサイルエンジン試験場の解体を始めただけでなく、平壌付近にある大陸間弾道ミサイルの組立施設も解体したもようです。
アメリカ政府系放送のボイス・オブ・アメリカは25日、平壌に近いミサイル組立施設を撮影した衛星写真を分析したところ、3月に撮影した衛星写真に写っていた組立施設が、今月20~24日にかけて撮影した衛星写真では姿を消していたと報じました。
ただ、この施設は過去にも解体したり、再び設置することを繰り返していて、今後再び設置される可能性もあるとしました。
ボイス・オブ・アメリカによりますと、3月に撮影した衛星写真には縦35メートル、横15メートル、高さ30メートルの施設が写っていて、屋上にはクレーンが設置されていました。
北韓が昨年11月に発射した大陸間弾道ミサイル「火星15」はこの施設で移動式発射台に移されたと推定されています。
スタンフォード大学国際安保協力センターの関係者も、組立施設が解体されたとする見解に同意したということです、
この関係者は、関連の組立施設は迅速に設置と解体ができるようになっていて、いつでも再設置が可能だとしたうえで、今のところ発射台そのものが解体されたかどうかは確認できないとしました。
また、組立施設を解体して他の場所に保管している可能性もあると指摘しました。
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