ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

韓国外相 「ミサイル発射台廃棄は検証が必要」

ニュース2018-07-27
韓国外相 「ミサイル発射台廃棄は検証が必要」


康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は、北韓が核実験場を破壊しミサイル試験場の解体を始めるなどの動きについて、「意味ある措置」だとしながらも「検証が伴うべき」と強調しました。
康長官は、26日、ソウルの外交部庁舎で行われた、ドイツのマス外交部長官とともに「第1回韓独外交長官戦略対話」を行った後の共同記者会見で、「北韓は南北首脳会談と米朝首脳会談を通じて完全な非核化の意思を示しており、それによって、核実験場を閉鎖したが、検証されていないため、完全に閉鎖されているか今後検証の機会があればと思う」と述べました。
続いて康長官は、「北韓がミサイル実験場の発射台の解体を始めたと聞いているが、北韓が意味のある 措置をとっていると評価できるが、一つ一つ検証をする必要がある」と強調しました。
ドイツのマス外交部長官も、「重要なことは北韓が行動で示すこと。完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)に向けた具体的な 措置 をとるべきであり、これは国際社会の統制のもとで行われるべきである。」としながら「それを文書化し検証できるようにすべきだ」と強調しまし。
マス長官はまた、「ドイツは、非核化の問題についてノウハウと専門知識を持っている。イランとの核交渉で専門知識とノウハウを積んできたので機会があれば、北韓の非核化のために専門知識を提供することも可能である」と付け加えました。

[Photo : YONHAP News]

新着ニュース