南北労働者サッカー大会 北韓代表団65人訪韓

板門店宣言以来初めて行われる南北の民間交流行事となる南北労働者統一サッカー大会が来月10日からソウルで開かれ、北韓から代表団65人が韓国入りすることになりました。
「板門店宣言履行のための南北労働者統一サッカー大会組織委員会」は26日、ソウルプレスセンターで記者会見を開き、来月10日から12日までソウルで開かれる大会には、朝鮮職業総同盟の朱英吉(チュ・ヨンギル)中央委員会委員長をはじめ北韓の代表団65人が参加すると発表しました。
北韓代表団は来月10日午前、西海側の陸路を利用して京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)の都羅山(トラサン)南北出入事務所に到着し、韓国入りします。
北韓代表団は同じ日の午後、韓国の2大労働組合、韓国労総=韓国労働組合総連盟と民主労総=全国民主労働組合総連盟とともに南北労働者3団体共同記者会見を行ったあと、韓国労総と民主労総を訪問します。
11日には、ソウルワールドカップ競技場で南北労働者統一サッカー大会が開かれます。
南北労働者統一サッカー大会は、1999年8月に平壌で初めて開かれて以来、2007年5月に慶尚南道(キョンサンナムド)昌原(チャンウォン)市で、2015年10月に平壌でそれぞれ開催されていて、今回は4回目となります。
[Photo : KBS News]