高麗航空のウラジオストク便 異例の追加運航

北韓国営の高麗航空が、航空機5便をロシア・ウラジオストクに運航したことがわかり、その背景に関心が寄せられています。
ウラジオストク国際空港のホームページに掲載された飛行機の時刻表によりますと、高麗航空の輸送機3便と旅客機2便が現地時間の30日、平壌をそれぞれ出発し、ウラジオストクに到着しています。
高麗航空は通常、月、金の週2往復で、平壌とウラジオストクを結ぶ定期便を運航していて、5便の運航は、極めて異例です。
これについて、北韓とロシアの経済協力を進めるためという見方もありますが、5機のうちの1機が、金国務委員長の専用機と同じ種類で、北韓政府が利用する航空機とされていることから 、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のロシア訪問を準備するためという見方が説得力を増しています。
[Photo : YONHAP News]