インドネシアが8月にインドネシアで開幕する2018ジャカルタ・パレンバンアジア競技大会に、北韓の金正恩国務委員長を正式に招待しました。
現地のメディアが31日に伝えたところによりますと、インドネシアのジョコ大統領の特使として平壌を訪問しているプアン調整相は、30日に金永南（キムヨンナム）最高人民会議常任委員長と会談し、ジョコ大統領の親書を渡しました。
ジョコ大統領の親書には、金正恩委員長を8月18日に開かれるアジア大会の開会式に招待するという内容が書かれていました。
プアン調整相は、「平壌訪問の主な目的は、北韓の最高指導者にアジア大会開会式への招待状を渡すことであった」と明らかにしました。
インドネシアはこれに先立ち、7月27日、ルトノ外相を通じて文在寅（ムン・ジェイン）大統領にアジア大会開会式に招待するという内容の親書を渡しています。文大統領はこれについて、日程や諸事情を考慮し出席するかどうかを検討したいという立場を示しました。

[Photo : KBS News]