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ボルトン 米朝対話への意志を強調

ニュース2018-08-07
ボルトン 米朝対話への意志を強調

北韓に対して厳しい態度を取ってきたアメリカのボルトン大統領補佐官が、最近、米朝首脳間の対話について融和的な発言をし、注目が集まっています。
ボルトン補佐官は5日、アメリカFOXニュースの番組で、「‘1年以内の北韓の非核化’というタイムテーブルは、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領に約束したものだ」と述べ、アメリカが北韓を圧迫したものではないことを強調しました。
ボルトン補佐官はまた、「トランプ大統領と金委員長は書簡を通じて約束履行について議論している」と述べ、両首脳間の交渉が依然として続いていることを明らかにしました。
ボルトン補佐官はさらに、「北韓が非核化でさらなる進展をみせることができるかを確認するため、ポンペイオ国務長官が北韓を訪れ、金委員長に会う準備ができている」と説明しました。
先のARF=アセアン地域フォーラムで採択された議長声明では、草案に入っていた「韓半島の完全で検証可能かつ不可逆的な非核化」の文言は盛り込まれず、「完全な非核化」という表現に弱められています。
一方、アメリカCNNテレビは6日、金正恩委員長がトランプ大統領との2回目の米朝首脳会談の開催を希望しているとアメリカ政府関係者の話として伝えました。
この関係者は、また、「2回目の米朝首脳会談の日付と場所はまだ決まっていないが、ことし後半になるとみられる。最近の金委員長とトランプ大統領との書簡の交換が前向きなシグナルだ」としています。

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