金正恩政権の好感度↑ 統一の必要性は↓

南北首脳会談を契機に金正恩政権に対する好感度は改善していますが、一方で南北統一が必ず必要だと考えている人は減っていることが分かりました。
KBS南北交流協力団が全国の成人男女1000人を対象に調査したところ、20.6%が金正恩政権に好感を持っていると答えました。
昨年の調査では金正恩政権に好感を持っていると答えた人は1.8%に過ぎませんでした。
一方、金正恩政権に反感を持っていると答えた人は35.4%で、昨年の88.9%から大きく減りました。
核問題解決に向けた期待感も増しました。
北韓の核問題がどうなると予想しているかとの質問に、「簡単ではないが解決する」と答えた人は47.4%で、昨年の23.1%のほぼ倍に増えました。
最近の韓半島情勢については、55.3%が依然として「不安だ」と答えましたが、昨年の70.7%から17.4ポイント減少しました。
南北統一については、「大きな経済負担がなければ統一するのが望ましい」との答えが45.6%で最も多くを占めました。
一方で「当分は現在の南北共存の状態を維持すべきだ」とする答えも25.1%を占めました。
南北統一が必要かとの質問には、「必要だ」と答えた人が66%でしたが、昨年の72.7%よりは減りました。
また、「統一が可能だ」と考えている人は84.5%で、昨年の79.8%から4.7ポイント増えました。
統一に必要な期間としては、11~20年と答えたと人が31.6%で最も多く、次いで6~10年と答えた人が26.8%でした。
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