韓国戦争などで生き別れになった韓国と北韓の離散家族の1回目の再会行事が22日に終わり、24日からは2回目の再会行事が北韓南東部の金剛山（クムガンサン）で2泊3日間の日程で行われます。
1回目の再会行事では韓国側の離散家族89人が北韓の家族185人と再会を果たしています。24～26日に行われる2回目は、北韓側で申し込んだ離散家族83人とその家族らが韓国の家族337人と再会します。
団体面会、個別面会、歓迎夕食会と、ホテルの客室での昼食など、1回目の再会と同じ日程で行われ、6回にわたり、合わせて12時間を一緒に過ごします。
今回参加する韓国側の訪問団337人は、23日午後、束草に集合し、北韓訪問に関する注意や、健康チェックなどを受けます。
翌日の24日午前9時ごろ、束草からバスで金剛山に出発し、江原道・高城（コソン）の東海線南北出入事務所（CIQ）で審査を受け、午後1時ごろ金剛山の温井閣（オンジョンガク）に到着、午後3時に金剛山の離散家族面会所で団体面会を行い、再会を果たします。
政府は、再会行事の期間中に台風19号が金剛山地域を通過することが予想されることから、安全対策にも万全を期す方針です。

[Photo : YONHAP News]