来年度の統一部の予算のうち、南北協力基金の予算が、南北経済協力に向けた予算の大幅な増額により、今年度より14％増える見込みです。
統一部は28日、来年度の南北協力基金の予算を1兆977億ウォンとする案を確定しました。
このうち、南北の鉄道・道路の連結、開城（ケソン）工業団地など、南北経済協力の予算は5043億ウォンで、今年度に比べて46％増えています。
統一部は、北韓の鉄道・道路の近代化、北韓との森林協力、離散家族再会行事など、ことし4月27日に行われた南北首脳会談で採択された「板門店（パンムンジョム）宣言」の履行に向けて、予算の増額を行ったと説明しています。
北韓に対する国際社会の制裁が続いているなか、今できる事業は南北が協議して行い、制裁により実施できない事業は、北韓の非核化をめぐる議論の進展に応じて実施するとしています。

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