「対話の意思は変わらない」 大統領府国家安保室長

大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は、対話を続けるという米朝の意思に変わりはなく、近く協議が再開されるだろうと述べました。
鄭義溶国家安保室長は28日の国会運営委員会全体会議に出席し、アメリカのポンペイオ国務長官が訪朝を取りやめたことについて、アメリカと北韓は非核化という非常に重要で難しい問題について協議を進めており、その過程で起きた一つのハプニングだとしました。
そのうえで、米朝はともに首脳会談の合意を早期に履行するという姿勢を保っており、近く協議が再開されるだろうとして、協議再開に期待を示しました。
鄭義溶国家安保室長は、ポンペイオ国務長官の訪朝取りやめについてアメリカ側から説明を受けたかとの質問に、具体的な内容は明らかにせず、韓国とアメリカは非核化に向けて常に意見を交換し、調整を進めていると述べました。
また、ポンペイオ国務長官の訪朝取りやめが9月に予定されている南北首脳会談に影響を及ぼすかについて、約束どおり9月に平壌で首脳会談を開く方向で準備を進めていると述べました。
[Photo : YONHAP News]