北韓が建国70周年を記念して軍事パレードなどを大々的に準備しているなか、北韓の高麗航空が訪問客を迎えるため、臨時の便を大幅に増やしました。
中国の航空業界が4日、明らかにしたところによりますと、高麗航空は今月6日から8日まで、定期便のほかに、北京と平壌を結ぶ臨時便をさらに6便運航するということです。
臨時便の規模からして、ことしの建国記念行事は、北韓が最近、外部に公開した行事のなかでもっとも大きい規模になると見込まれます。
4日、高麗航空のチェックイン・カウンターには、普段の2倍以上の乗客が集中しました。普段の乗客は、ほとんどが北韓の住民でしたが、4日は外国人が目立ちました。
北京の消息筋は、「米朝間の非核化交渉がこう着状態に陥っているなか、北韓は今回の行事を通じて、体制の優秀性を宣伝しようとするだろう。海外から多くの人を招き、正常な国家のイメージを植えつけるために努力するとみられる」と説明しています。

[Photo : YONHAP News]