文在寅大統領は4日、特使派遣に先立って、アメリカのトランプ大統領と電話で会談しました。
会談は夜9時から50分ほど行われ、 文在寅大統領は特使派遣の目的などについて説明したということです。
文在寅大統領は、北韓の非核化や韓半島の平和定着に向けた進展はトランプ大統領の果敢な推進力によるものだとしたうえで、特使派遣の目的や北韓の非核化に向けた仲裁者としての役割について説明したということです。
これに対して、トランプ大統領は、特使派遣がいい成果を収めることを期待するとしたうえで、特使団が帰国すれば結果について説明してくれるよう要請し、9月に予定されている南北首脳会談が南北関係改善はもちろん、6月の米朝首脳会談の合意の履行に向けていい成果を収めることを希望すると述べたということです。
また、両首脳は今月末に予定されている国連総会で首脳会談を行い、韓半島情勢について議論することでも合意したということです。
両首脳の電話会談は今回が18回目で、6月の米朝首脳会談直後から3カ月ぶりです。

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