ビーガン特別代表が韓国へ 核問題協議か

アメリカのビーガン北韓問題特別代表が10日、韓国を訪問します。
ビーガン特別代表は李度勳(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長に会い、非核化や平和定着に向けた連携について協議する予定です。
ビーガン特別代表はこの席で、金正恩国委員長がトランプ大統領の1期目の任期が終わるまでに「非核化を実現したい」との考えを示したことについてアメリカ政府の立場を伝える見通しです。
また、取りやめになったポンペイオ国務長官の平壌訪問日程についても協議するのではないかとする見方もあります。
ビーガン特別代表は12日まで韓国にとどまり、康京和(カン・ギョンファ)外相や趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相に会い、非核化について協議する予定です。
一方、大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長はこのほど北京を訪問し、特使団の訪朝結果について説明しましたが、10日にはアメリカのボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官と電話で会談し、中国の反応などについて説明する予定です。
また、日本を訪問中の徐薫(ソ・フン)国家情報院長は10日、安倍首相らに会い、特使団の訪朝結果について説明する予定です。
[Photo : YONHAP News]