ロシア大統領 「韓国は重要なパートナー」

ロシアのプーチン大統領と李洛淵(イ・ナギョン)総理が12日ロシアのウラジオストクで開かれる「第4回東方経済フォーラム」の全体会議に先立ち、30分間話し合いました。
プーチン大統領は、この場で「大韓民国はとても重要で有望なパートナー」だとしたうえで、「韓国とロシアの関係の発展に満足している。全ての分野において進展している」と述べました。
また、「政府間の共同委員会が有効に活動している。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が提案した『9つの架け橋』の構想チームで具体的なプロジェクトを模索する作業をしている」と述べました。
『9つの架け橋』とは、文大統領が、去年9月第3回東方経済フォーラムで示した韓国とロシア間の9つの中心協力分野であり、造船、港湾、北極航路、ガス、鉄道、電力、雇用、農業、水産分野を指します。
これに対し、李総理は、「ことし6月に行われた文大統領とプーチン大統領の首脳会談で合意した内容に取り組んでいる。9つの架け橋など色々の協力事業の進展のためにも着実にロシアと話し合っている」としました。
また李総理は、「文大統領は、韓国とロシアの外交30周年の2020年までに、両国の貿易量は、現在の50%、人的交流は現在の倍に増やすことを目標として示している」と述べました。
[Photo : YONHAP News]