南北軍事実務会談 軍事分野の懸案を議論
南北首脳会談を5日後に控えているなか、南北軍事実務会談が13日午前10時から板門店の北韓側施設「統一閣」で開かれています。
韓国からは、国防部の北韓政策課長ら3人、北韓からは、陸軍大佐ら3人が出席しました。
南北は会談で、DMZ=非武装地帯での韓国戦争戦死者の遺骨の共同発掘やDMZ内の見張り所(GP)の試験的な撤収、板門店のJSA=共同警備区域の非武装化など軍事分野の懸案について議論したとされます。
また、南北が2004年の将官級軍事会談で合意していた、韓国の西の海、西海のNLL=北方限界線付近での偶発的衝突を防ぐための強力な措置が示されたとみられます。
さらに、これらを履行する時期や方法などを盛り込んだ「包括的な軍事分野の合意書」を詰める案も議論されたもようです。
今回の実務会談は、18日から3日間平壌で開かれる南北首脳会談に向けて軍事分野での合意事項を事前に調整するためのものとみられます。
実務会談で最終的に調整された合意書は、南北首脳会談で署名され、下半期から履行されることになりそうです。
[Photo : YONHAP News]
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