韓国独自の技術で開発した韓国初の3000トン級潜水艦「島山（トサン）・安昌浩（アン・チャンホ）」の進水式が、14日午後、南部の慶尚南道（キョンサンナムド）巨済（コジェ）市で行われました。
この潜水艦は、韓国海軍に初めて導入される中型潜水艦で、巡航ミサイル、 弾道ミサイル両方の水中発射が可能です。
進水式で文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、「韓国の技術だけで設計から建造まで行い、3000トン級の潜水艦時代を切り開いた」と評価し、
「力を通じた平和は、この政府の揺るぎない安全保障戦略だ」と強調しました。
韓国はこれまでドイツの技術協力で、水中排水量1200トン級と1800トン級の潜水艦を建造してきました。
新しい潜水艦は、全長83.3メートル、幅9.6メートル、水中最大速力は20ノット、時速37キロで、2020年から21年の間に海軍に引き渡され、2022年に実戦配備されます。

[Photo : YONHAP News]