文在寅（ムン・ジェイン）大統領は、北韓の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長とことし３回目の首脳会談を行うため１８日午前10時前に平壌の順安(スナン)空港に到着しました。
空港には、金正恩委員長がリ・ソルジュ夫人とともに出迎え、文大統領夫妻と握手したあと互い抱き合って再会を喜びました。
文大統領は歓迎式典の後、昼食会に出席し、午後から金正恩委員長と初日の首脳会談に臨みます。 南北首脳会談は18日午後と19日午前に２回予定されています。
韓国の大統領が平壌（ピョンヤン）を訪問するのは、2000年の金大中（キム・デジュン）元大統領、 2007年の盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領に続いて3回目です。
大統領府青瓦台で広報を担当する尹永燦氏（ユン・ヨンチャン）国民疎通首席秘書官によりますと、文大統領は出発前、「今回の訪問で米朝対話が再開されれば大きな意味がある」と述べ、米朝対話の仲介役に意欲を示したということです。

[Photo : YONHAP News]