南北首脳会談が開かれている平壌ではファーストレディー外交も行われ、関心が寄せられれています。
平壌で開催された南北首脳会談で、南北首脳の夫人が一緒に行動するのは初めてです。
文在寅大統領の金正淑（キム・ジョンスク）夫人と金正恩国務委員長の李雪主（リ・ソルジュ）夫人は18日、平壌市内の児童病院と音楽総合大学を訪れました。
金正淑夫人は学生時代に音楽を専攻していて、 李雪主夫人は歌手出身で、平昌冬季オリンピックの際に韓国を訪問した三池淵（サムジヨン）管弦楽団の創設にかかわるなど、音楽について共通の関心があることから、音楽総合大学への訪問が決まったとされています。
当日夜には、両首脳夫妻が三池淵管弦楽団の公演を一緒に観覧し、晩餐会に出席しました。
晩餐会では、金正淑夫人は李雪主夫人に首脳会談に同行した韓国の歌手を紹介し、李雪主夫人は平昌冬季オリンピックの際の女子アイスホッケー南北合同チームの主将を務めたパク・ジョンア選手に「民族に大きな感動を与えた」と激励し、2018コリアオープン国際卓球大会で南北合同チームの監督を務めた 玄靜和（ヒョン・ジョンファ）監督に握手を求めたりしました。
また、李雪主夫人はマジシャンのチェ・ヒョンウ氏に対しては「私がいなくなるんですか」とジョークを飛ばしたりしました。

[Photo : YONHAP News]