日メディア「非核化を具体的に示すが、リストには触れず」

日本のメディアは、平壌を生中継でつなぎ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の署名式から、合同記者会見に至るまで、ほぼ全過程を詳しく伝えました。
特に専門家たちが注目したのは、金正恩国務委員長が韓半島から核兵器や核のリスクを取り除くため、南北が積極的に努力したと発表し、続いて、文在寅大統領が東倉里(トンチャンリ)試験場などを永久に閉鎖することにしたと発表したことでした。
このような合意が出された背景には、北韓とアメリカの交渉のこう着状態を打開するために、非核化に向けた進捗を示す必要があったためではないかという説明もありました。
専門家たちは、また、今回の首脳会談は、アメリカのトランプ大統領に訴えかけるという意味もあるとし、トランプ大統領が今回の会談の結果をどのように受け止めるかが重要だと伝えました。
一方、日本政府の菅官房長官は、午後の定例会見で19日平壌首脳会談で東倉里エンジン試験場を永久に閉鎖するという内容を含めた共同宣言が発表されたことに対し、「合意に至るまでの南北両首脳の努力に敬意を表したい 」とし「今回の宣言が、韓半島の完全な非核化につながることを期待している」と述べました。
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