IOC 「南北の五輪共催推進を大歓迎」

IOC=国際オリンピック委員会が2032年夏季オリンピックを南北で共同開催できるように取り組むとした南北首脳の合意に対し歓迎の意を示しました。
IOCのバッハ委員長は19日、南北首脳の平壌共同宣言について書面による論評を出し「IOCは、南北が2032年夏季オリンピック共同開催を推進することを大歓迎する」と述べました。
バッハ委員長はまた「南北首脳との対話でIOCは、北韓選手への支援や北韓選手の国際大会参加、韓国と北韓のスポーツ交流の活性化などスポーツを通じた南北の関係回復について引き続き支援をしていくと約束した」と強調しました。
これに先立って、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、19日に行われた第3回南北首脳会談を終え、6項目と14の細部内容が盛り込まれた「9月平壌共同宣言」を発表しました。
その詳細実行計画のひとつとして「南北は2020年夏季オリンピックをはじめとする国際競技大会への合同参加を積極的に進め、2032年夏季オリンピックの南北共同開催を推進するために協力することにした」という内容が含まれました。
[Photo : YONHAP News]