北韓の核問題を担当する 韓米の首席代表が、今週ニューヨークで開かれた第73回国連総会の一般討論期間に3回にわたって会合したことがわかりました。
アメリカのポンペイオ国務長官の訪朝とウィーンでの米朝の実務交渉について調整したものとみられています。
国連駐在韓国代表部が現地時間の28日に明らかにしたところによりますと、外交部の李度勲（イ・ドフン）韓半島平和交渉本部長は アメリカのビーガン北韓担当特別代表と今月26～27日に3回にわたって会合したということです。
会合では、平壌で行われた3回目の南北首脳会談と今回の韓米首脳会談について評価し、韓国、北韓、そしてアメリカの首脳が合意する完全な非核化と恒久的な平和体制の定着を導くための具体策について話し合ったということです。
また、こうした一連の流れが2回目の米朝首脳会談につながるためには、ポンペイオ国務長官の平壌訪問と米朝の実務交渉が早期に実現することが重要ということで一致し、交渉について調整したものとみられています。
韓国政府の当局者は、具体的な交渉日程について、「答えを待っているところだと聞いている。準備さえできれば場所や時間はあっという間に決まるだろう」と語りました。

[Photo : YONHAP News]