アメリカのポンペイオ国務長官が7日に北韓を訪れることについて、大統領府青瓦台は、北韓とアメリカとの70年間の対立や不信が解消されることを期待すると述べました。
青瓦台の関係者は、文在寅（ムン・ジェイン）大統領の平壌訪問とニューヨーク訪問によって、こう着状態に陥っていた北韓とアメリカとの交渉が再開することになったことだけでも意味のある成果だとするとともに、このように述べました。
また、ポンペイオ長官が北韓を訪問する時期が予想より早くなったことから、米朝首脳会談が来月6日に行われるアメリカの中間選挙の前に行われる可能性が高くなったとしています。
また米朝首脳会談の後は、終戦宣言と金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長のソウル訪問につながる流れになることが望ましいとしています。
しかし、ポンペイオ長官の今回の北韓訪問は、北韓の非核化やその非核化に相応するアメリカの措置の接点を見出すことが目標であるため、2回目の米朝首脳会談の日程や場所が直ちに決まる可能性は大きくないとみられています。

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