板門店近くに観光用ゴンドラ 来年末完成目指し工事へ

板門店近くの休戦ライン付近に、ゴンドラが設置されることになりました。
京畿道坡州(パジュ)市は、観光を活性化させるため、臨津閣(イムジンガク)と北側にある元のアメリカ軍基地「キャンプ・グリーブス(Camp Greaves)」との間850メートルをつなぐゴンドラを設置することになり、12日午前10時から工事を始めると発表しました。
工事は来年12月までかかりますが、ゴンドラの床は透明強化ガラス張りにし、臨津江(イムジンガン)を見渡すことができるようになるということです。
キャンプ・グリーブスは、非武装地帯からおよそ2キロ離れた場所にあり、韓国戦争直後の1953年7月からアメリカ軍が駐屯しはじめ、2007年に韓国側に返還されています。
映画「プライベート・ライアン」のモデルとなった部隊が実際に駐屯していたところでもあり、人気ドラマ「太陽の末裔」のロケ地としても知られています。
[Photo : YONHAP News]