アメリカのポンペイオ国務長官の7日の北韓訪問に、国務省のビーガン北韓担当特別代表が同行し、北韓の崔善姫（チェ・ソンヒ）外務次官と会談するものとみられています。
ビーガン特別代表は現地時間の2日、ポンペイオ長官の北韓訪問に同行することを報道陣に明らかにしました。
ポンペイオ長官は6日に日本を訪れたあと、7日に北韓、7日から8日にかけて韓国、8日に中国をそれぞれ訪れる予定です。
ビーガン特別代表は、米朝対話のアメリカ側の実務者トップで、北韓では、ポンペイオ長官と金正恩（キム･ジョンウン）国務委員長の会談の前に、ビーガン特別代表と崔善姫（チェ・ソンヒ）外務次官が会談し、非核化に向けた追加の措置やアメリカの相応の措置をめぐって協議するものとみられています。
アメリカ国務省は、先月19日に南北首脳会談の「平壌（ピョンヤン）共同宣言」が発表された直後に米朝間の交渉を再開すると表明し、ビーガン特別代表と北韓のカウンターパートによる非核化の実務交渉をIAEA＝国際原子力機関の本部があるウィーンでできるだけ早期に行うことを北韓側に提案しましたが、これに対して北韓は反応を示していません。

[Photo : YONHAP News]