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東倉里解体が停止状態 米の分析機関

ニュース2018-10-06
東倉里解体が停止状態 米の分析機関

先月の平壌(ピョンヤン)共同宣言で永久廃棄することが明記された北韓西部にある東倉里(トンチャンリ)のミサイル発射施設の解体作業が、8月以降、停止していることがわかりました。
南北首脳は、先月の平壌共同宣言で、「北韓は、東倉里のエンジン試験場とミサイル発射台を関係国専門家の立ち会いのもとに、永久廃棄することにした。アメリカが6月の米朝共同声明にもとづいて相応の措置を取れば、寧辺の核施設の永久廃棄のような、さらなる措置を引き続き取っていく用意がある」と明記しています。
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の北韓研究機関「38ノース」は、先月27日に撮影した人工衛星画像を4日、公表し、東倉里のミサイル発射施設の解体作業は8月3日以降、進展がみられないと指摘しました。
これについて38ノースは、「北韓が約束をほごにしたとみるべきではない」と指摘し、「専門家による立ち会いの日程が決まるのを待っているか、7日に予定されているポンペイオ国務長官の訪朝結果を待っているのかもしれない」と分析しています。

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