アメリカ国務省は7日、北韓の金正恩国務委員長がポンペイオ国務長官との会談で、北韓北東部豊渓里の核実験場に査察団を受け入れることを表明したと発表しました。
また、シンガポールで開かれた米朝首脳会談の合意事項についても論議し、合意を履行するための実務レベルの協議を進めることでも一致したとしました。
一方、トランプ大統領はツイッターで、シンガポールで開かれた米朝首脳会談の合意について一定の進展があったとしたうえで、近い時期に金正恩委員長に会うことを希望するとしました。
ニューヨーク・タイムズ紙は、北韓側の高官がポンペイオ国務長官の随行団に対して、トランプ大統領が平壌を訪問することを期待すると語ったと報じました。
2回目の米朝首脳会談が実現する可能性が高まっている中、北韓がどういった形で非核化の措置を進めるのか、アメリカはどういった相応の措置を取るのかに関心が寄せられています。

[Photo : KBS News]