南北将官級軍事会談 26日に開催へ

南北将官級軍事会談が今月26日に開催されることになりました。
国防部の報道官によりますと、南北軍事当局は、板門店宣言で結んだ軍事合意書の履行に向けた将官級軍事会談を今月26日午前10時に板門店の北韓側施設の統一閣で開くことで合意したということです。
南北は、今月15日の南北閣僚級会談で将官級会談を開催することで合意しています。
会談には、南北からそれぞれ5人ずつ出席し、軍事合意の履行の中間評価や今後の日程の協議などを行うほか、南北軍事共同委員会の設置や運営、漢江(ハンガン)河口の共同調査を議論する見通しです。
今回の会談の開催は、韓国側が電話通知文を通じて提案し、北韓側がこれに応じて実現されることになりました。
南北は先月の軍事合意で、軍事共同委員会を設置して、大規模な軍事訓練や武力の増強、相手に対する偵察行為の中止などを協議することにしています。
南北将官級軍事会談で、軍事共同委員会が立ち上げられれば、NLL=北方限界線のような南北が鋭く対立している軍事懸案についての踏み込んだ議論が本格化することになるため、今回の会談が、南北の軍事的緊張緩和のきっかけになるかどうかに関心が寄せられています。
[Photo : YONHAP News]