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中間選挙は民主党優勢か 対北韓政策への影響は

ニュース2018-10-24
中間選挙は民主党優勢か 対北韓政策への影響は

アメリカの中間選挙を控えて、選挙の結果が対北韓政策に及ぼす影響に関心が寄せられています。
今回の中間選挙は、下院議会の435議席、上院議会100議席のうち35議席に合わせて、州知事などを新たに選出することになり、トランプ政権に対する中間評価の意味があります。
現在は共和党が上下両院を掌握していますが、最近の世論調査では民主党の支持率が7ポイント程度共和党を上回っていて、下院議会では民主党が過半数議席を確保するのではないかとみられています。
政治分析メディアのリアル・クリア・ポリテクスは、下院議会は民主党205議席、共和党199議席で、民主党が優勢との分析結果を出しています。
また、上院議会については、共和党50議席、民主党44議席、競合6議席で、共和党は何とか過半数議席を守るとの分析結果を出しました。
ただ、トランプ大統領に対する支持率は就任後最高の47%まで上昇していて、最終的な結果は予断を許さない状況です。
一方で、中間選挙の結果が対北韓政策や米朝非核化交渉に及ぼす影響に関心が寄せられています。
中間選挙で共和党が敗北する場合、トランプ政権の各種の政策にブレーキがかかり、2回目の米朝首脳会談に向けた動きも停滞する可能性があるとされています。
しかし、民主党も北韓の核問題を外交的に解決するとの立場ですので、中間選挙の結果に関係なく、北韓との非核化交渉は継続されるものとみられます。

[Photo : YONHAP News]

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