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ワームビアさんの訴状 北韓の外務省に

ニュース2018-10-26
ワームビアさんの訴状 北韓の外務省に

北韓で長期間拘束され脳死状態で帰国し死亡したアメリカの大学生、故オットー・ワームビアさんの両親が、北韓を相手に起こした訴訟の訴状が平壌(ピョンヤン)にある北韓外務省に届いたとアメリカの国営放送局「アメリカの声(VOA)」が25日に伝えました。
アメリカの声は、アメリカの連邦裁判所の裁判記録を引用し、訴状は6月19日、国際郵便サービスDHLで平壌外務省に送られ、金という人が郵便物を受け取ったとしています。
これに先立って、ワームビアさんの両親は、4月に北韓を相手に息子の死亡の責任を問う訴訟を起こしています。
訴状には被告代理人として李容浩(リ・ヨンホ)外務省が明記されています。
ワームビアさんの両親の法定代理人は、ワームビアさんの死亡当時の年齢や学歴などを考慮しワームビアさんの生存価値を199万ドル、420万ドル、603万ドルの3つの金額に推算し裁判所に提出しました。
また、ワームビアさんの父、フレド・ワームビアさんは、現地時間の10日、ワシントン D.C.の連邦裁判所に提出した19ページの書類で、息子が北韓で拘束されてから家族が直面した状況などについて詳細に述べるとともに北韓を強く非難しました。

[Photo : KBS News]

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