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南北共同連絡事務所 工事費用の内訳公開

ニュース2018-10-29
南北共同連絡事務所 工事費用の内訳公開

韓国と北韓の連絡窓口として、北韓の開城(ケソン)工業団地の敷地内で先月14日に開所した「南北共同連絡事務所」の施設の改修費用について、内訳の詳細が公開されました。
統一部が28日、明らかにしたところによりますと、南北共同連絡事務所の改修や補修には、合わせて97億8000万ウォンが投じられたということです。
工事に必要な木材や配管、家具などの購入に使われた「材料費」に34億9000万ウォン、作業者に支払われた賃金の「労務費」に25億8000万ウォン、備品の購入などに使われた「経費」に8億5000万ウォンが投じられています。
また、施設の設計や建築材料の運搬、作業者の宿舎運営などに使われた「付帯費用」は26億9000万ウォン、外部機関の監査に使われた「監査費用」は1億7000万ウォンだったということです。
韓国と北韓は、ことし4月の南北首脳会談で韓国と北韓の連絡窓口を北韓の開城工業団地の敷地内に作ることに合意し、9月14日に南北共同連絡事務所の開所式が行われました。
一方、南北共同連絡事務所をめぐっては、一部から改修費用が過度に使われたのではないかという指摘が出ています。

[Photo : YONHAP News]

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