北韓の人権状況を糾弾し、改善を求める新たな決議案が、人権問題を扱う国連総会第３委員会に提出されたことがわかりました。
国連の消息筋によりますと、先月31日、北韓で長い間、そしていまも組織的かつ広範で、重大な人権侵害が行われているとして糾弾し、改善を求める内容の北韓人権決議案が国連総会第3委員会に提出されたということです。
ことしも日本とEU＝ヨーロッパ連合が加盟国の意見を反映させて決議案の作成を主導したということです。
第3委員会は今月中旬、決議案を採択する方針で、来月開かれる本会議で国連総会決議として採択される見通しです。
国連の北韓人権決議案の採択は2005年から始まり、ことしで14年目となります。
韓国政府は、2008年から北韓人権決議案に共同提案国として参加してきましたが、ことしも同じ姿勢を維持するとみられています。

[Photo : YONHAP News]