2032年夏季オリンピックの共同開催などを議論する南北体育会談が2日、開城（ケソン）工業団地内に開所した南北連絡事務所で開かれました。
韓国からは、文化体育観光部の盧泰剛（ノ・テガン）第2次官が、北韓からは体育省の元吉宇（ウォン・ギルウ）次官がそれぞれ首席代表として出席しました。
南北は会談で、2032年夏季オリンピックの共同開催の意向を盛り込んだ書簡をIOC＝国際オリンピック委員会に共同で伝えることにしました。
また、来年の世界男子ハンドボール選手権への南北合同チームでの出場を進めることにしました。
南北はこのような内容を盛り込んだ共同報道文を採択しました。
9月の南北首脳会談で、南北は、2020年東京オリンピックへの共同参加や2032年夏季オリンピックの共同開催を進めることで合意しています。

[Photo : YONHAP News]